繕い裁つ人のチーズケーキ〜もどき〜
【作った日：2016年8月8日・9日】
先日「繕い裁つ人」という映画を観て、どーしてもどーしてもど〜〜〜しても食べたくなったチーズケーキ。
中谷美紀さんがめちゃくちゃ美味しそうに食べるチーズケーキ。
この映画は中谷美紀の美しさとチーズケーキを見る映画*1だと思った。
どうしても再現したくて、大きさ、バランス、音、味・・・・ない頭を捻って考えまくった。
あの大きさをひとりで食べきるということはかなり軽いのかな、とか、中身とクリーム部分の比率がアレだからこっちはどういう味でこっちはこういう味？とか・・・・でも軽いだけじゃなくて、私が最高に美味しいと思える味でなければ・・・！！！
と、色んなレシピを見て、考えて考えて考えまくった結果、よくわからなくなったんだけど（結局）、とっても評判の良いこちらの本のスポンジとスフレチーズケーキを使って作る事にした。
おいしい!生地―スポンジ、パウンド、シフォン…焼きっぱなしで極上に
- 作者: 小嶋ルミ
- 出版社/メーカー: 文化出版局
- 発売日: 2004/04
- メディア: 単行本
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でも、前日の夜に、改めて映画のチーズケーキをガン見してたら、スポンジは敷いてないっぽいし（スポンジだと思ってた部分は、影？）、更にネットで色々見てみたら、レアチーズケーキだという話が！！！
あのクリームだと思ってた部分は、レアチーズだったのか？
（そして原作ではワンホール食べてない？）
しかし、私の心は決まってしまっていたので、スポンジ（ジェノワーズ）＋スフレ＋クリームで作る事にした。
ジェノワーズ
ちょっとこれ・・・・！！！
っていうくらいうまく焼けた。
スポンジがこんなに上手に焼けたのは初めて。
そこに私の大好きなコアントロー入りのシロップをたっぷり打った。
レシピの3／2量。
チーズスフレ
こちらも2/3量で。
底にジェノワーズを敷いてクリーム分の高さを考えて流したんだけど、欲張ったため、意外と高く出来上がってしまった。
普通に焼く分には18cの2/3量を15cに流し入れれば良さそう。
残りは別の器で。
焼きムラがある&焼成中に急にどうしても出かけないといけないことになってしまった。
焼き終わってもすぐにオーブンから出せないことを考慮てして焼き時間を短くしておいたけど、奥に入れた残り生地の方はちょっと割れちゃいました。（このレシピは焼きすぎ注意らしい）
ここで1晩休み。
ナッペ
もともと生クリームが苦手（食べるの）なので、軽くするためにヨーグルトを投入。
1回やり直したため、スフレが削れて、クリームに混じってしまった。
ナッペ初心者あるある。
どーしても角を出さずに、ちょっとまあるい感じにしたかったのです。
出来なかったけど・・・・。
映画みたいに、上にもっと厚みを出したら上手にまあるくできたかな？
っていうか、どう見てもクリームが塗ってあるように見えるんだけど、これ、レアチーズケーキなのか？レアチーズケーキにクリームが塗ってあるのか？
不明。
映画のケーキを作った人（小道具さん？）にご指導頂きたい。
で、クリームを塗って。
（必死だったので写真なし）
少しだけ冷蔵庫で休ませて。
出来上がり
早速、いただきます！
映画のように、大きなフォークで。
スフレ特有のシャワァっていう音。
がぶり。
美味しい・・・・・！！！！！！
映画のバランスとは全っっっっっ然違うけど美味しいよお！
2口目も美味しい！！！
この美味しさなら全部食べられるかも！！
って思ったけど
これが限界だった。
私、しょぼい。
残りは綺麗にカットして、家族で食べました。
でも、本当に、スフレチーズケーキとジェノワーズは美味しかった。
スポンジ作りに苦手意識があって、いまいち上手に出来たことがなかったんだけど克服出来たような気がします。（１度成功したくらいで調子に乗るヤツ）
チーズケーキは、ぜひKiriで作って下さいと書いてあったんだけど、違うチーズで作ってしまいました。
それでもすっごい美味しかったんだけど、今度はKiriでスフレチーズケーキを作ろうと、先日安かった（6＋2個入り200円）ので買ってきました。
癖がなくて、まろやかで優しくて、でもしっかり味があって、今まで食べたチーズケーキの中で一番美味しかった。
チーズケーキ好きじゃないいのっち（何か、好きなもん少ない人・・・？）もこれは売ってるやつより美味しいね、と言っていた。
チーズケーキの上に乗っけたのは、庭に生えてた葉っぱ。
ミントに似てるから摘んでみたら、香りもミント！
ちょっと甘いミントの香りがしました。
お花は紫。キャットミントってやつかな？
正体は未だ不明ですが、植物には毒があるものもあるので、良い子は真似しないようにしましょう。
（もちろん私も、食べてはいないけど）とりあえず、私はまだ、生きてます。
*1:映画より漫画を読みたい
