フレッシュレモン〜生地の分離〜
【作った日:2018年2月15日】
自分で作ったシュトレンがやっぱりすっごく美味しくて、熟成させておいて食べるケーキを色々食べてみたいなぁ、と。
「熟成ケーキ」というズバリな題名のこの本から
熟成させたケーキを作ろうかな、と思っていた1月に国産レモンをたくさん買っていたので、フレッシュレモンという名の付けられた蒸しケーキを作ることに。
材料
真ん中は、輪切りにしたレモンに砂糖をかけて10日ほどおいておいたコンフィ。
液に浸かっていれば長期保存出来るので、来年はもっとたくさん作っておこうと思っている。*1
型の準備
バターを塗ったボウルに紙を敷き
レモンのコンフィを並べる。
柑橘の輪切りが並んでいる光景が好きです。
生地作り
まずは砂糖とバターをまぜまぜ。
次に黄身と白身に分けた卵と牛乳を混ぜていくわけですが・・・これがこのケーキの第一関門。
まずは黄身を少し混ぜ、、、
卵白を少し混ぜ、、、、、、、
ぶ、分離・・・?
いや、私は諦めない!!!!!
なめらか。これは分離してませんよね?(ギリギリな感じはするけど)
そんな感じで、黄身を混ぜ白身を混ぜ、を繰り返し。
じゃんっ!
見事分離٩( ´◡` )( ´◡` )۶
orz
白身をもっと少量ずつ、入れるべきでしたね。
この後もぐるぐる混ぜてみましたが、どうしようもなかったので粉投入。
粉を入れると、あれ?分離してたっけ?っていう見た目になる。
が、本には、出来上がりの良し悪しに影響するので分離させないことがとても大切であるということが書かれている。
くぅ・・・もっと慎重にすべきであった。
牛乳、レモン汁を加え
ツヤが出るまで混ぜる。
型に流し入れ
蒸す。
シロップ
蒸している間に後がけする為のシロップを作ります
はちみつ、レモン汁、グラニュー糖、ホワイトラムで作るシロップ。
美味しそうな予感しかしない。
蒸しあがり
悪くなさそう。
粗熱が取れたらここにシロップをかけて、染み込ませて
密封*2して、寝かせること3日・・・。
出来上がり
フレッシュ!
眩しい!
ジューシー!
陽の光が当たったジューシーなケーキ。
ずっと眺めていたい。
中心はトロッとしている。マジックガトー現象ですね。失敗ともいう。
真ん中が結構凹んでしまったのは、中心がこんな風にカスタードクリーム状態になってしまったからかな。
段々とわかってきたのですが、しっかり焼ける場所とクリーム状の場所が出来る同時に出来るケーキは、やっぱり生地が均一に混ざっていないことが関係している模様。
このカスタードっぽいとこがたまらなく美味しくはあるのですが。
シロップジュワジュワで置いてあったけど、ジュワジュワしてるのは外側だけで、それ以外はスフレではないベイクドチーズケーキくらいのかたさ&しっとり加減。
意外と染み込まないのね。
しかしそれも私が生地を分離させてしまったからかもしれない・・・。
熟成具合も生地の出来により差が出るそうなので。
でもでも、そのコントラストも楽しい。(前向き)
上の写真を拡大してみませう。
キラキラ!
私は、こうして作ったお菓子の写真*3を原寸で見るのが大好きなのです。
このケーキは作ってすぐも食べられるけど美味しい食べごろは3日後から、そして保存期間は3週間。
こういうケーキを食べるのは主に私とお義母さんの2人だけなので、長持ちするケーキは我が家向き。
今回、分離させてしまったので、次回はもっと慎重に分離させずに作ってみたいと思いました。
また来年、店頭にレモンが並ぶ頃に。