柚子パウンドケーキ〜ジェノワーズ法〜
【作った日:2016年1月24日】
先日、図書館でパウンドケーキの本を借りてきた。
今まで、適当に作ってたので、やっぱ本を読んでみようと。
この本には、4パターンの作り方が載っていた。
これまでの2回は、シュガー&バター法。
この方法では寒いと、混ぜてる間にバターが必要以上に冷たく固くなってしまう。
そのことが出来上がりに影響していたと思う。
テキトーに作ってしまった前回・前々回。
dangomushinmaking.hatenadiary.com
dangomushinmaking.hatenadiary.com
今回は、この本にあった、ガトー・ウィークエンドの、レモンを柚子に変えて作ってみた。
ウィークエンドケーキは、ジェノワーズ法での作り方が記載されていた。
パウンドケーキを溶かしバターで(ジェノワーズ法)、っていうのは私の頭になかったのだけど、寒いこの時期には向いている作り方かも。
材料
初回はベーキングパウダーを使ったけど、前回はなし。
そして今回も、ジェノワーズ法にはベーキングパウダーの指定がなかったので、なし。
入れる気満々で買ってきたのに・・・。
何はともあれ、小麦粉、卵、バター、砂糖を同量ずつ。
卵とお砂糖を湯煎にかけながらぐいーーーーん
とろぉ〜り。
もうちょっともったりするまで撹拌する。
お粉入れます(半量ずつ)
んで、ざっくり混ぜて。
また半分入れて、粉気がなくなるくらいまで混ぜる。
溶かしバター投入
ヘラに伝わせて入れるような感じで、何回かに分けて入れました。
レモン汁も入れていつもよりトロトロな生地。
少し不安になる私。
でももうここまできたら仕方ない。
180度のオーブンで焼くこと40分。
焼けた
真ん中がしっかり割れた、美味しそうなパウンドケーキ。
今まで柚子ジャムを塗ったりしていたけど、本を見てたらグラスアローでオシャレしたパウンドケーキがあまりにも美味しそうだったので、私もすると決めていた。
窓の外の雪が眩しいぜ。
生ピスタチオが半額で売っていたので、運命かと思った。
グラスアローには、グラニュー糖をミルサーで砕いて作った粉糖を使用。
ずっと前に粉糖が欲しかった時、グラニュー糖をビニール袋に入れ、その上からすりこぎを転がしたりすったりして頑張ってみたんだけど、粉糖にはなりませんでした。
それどころか、袋が破けて、すごい面倒くさいことになった。
と、無駄に疲れた記憶を思い出しながら、ミルサーをかけた。
ミルサーを使用したらきちんと粉になり、カ・ン・ゲ・キ(はぁと)
これから粉糖買わなくて済む。
それと本当は、柚子の皮もトッピングしようと思っていた。
このチーズおろしを使って。
「30年前のお義母さんのお菓子道具セット」に入ってた未使用のこれで、柚子の皮を削ってふわっとトッピングしよう〜〜!(ワクワク)
って思ってたのに、繊維が全部おろし金に引っかかって思ってたのと違う状況になった。
皮は全部下ろし金に絡まって全然取れないので使えないし、洗うのがめっちゃ大変だった。
というわけで、皮は乗せられなかった。(しゅん)
すりこぎで粉糖を作ろうとした時と同じ徒労感を味わった。
粉糖だけは作れて良かった。
切ってみた。
前回↓
前々回↓
やめてあげてーーーーーーー!!!!! (叫)
って感じの断面。
荒れた肌を拡大して見ているような・・・そんな気分です。
1回目の断面の底辺に見えてるのは
柚子ジャムが沈んだもの。
2回目の断面の上部に逆コの字の色の違う部分は、バターが混ざり切っていなかった箇所。(多分)
今回は、まぁ、いい感じだよね?
食感も驚くほど進歩していて、しっとりだけど、きめの細かい生地だった。
それと、上にかけたグラスアローのシャクシャクした食感がまた良かった。
いのっちも、前回より美味しくなってる!!と。
「売り出す?」と言われたので、調子に乗ってまた違うのを作ってみようと思っている。
柚子は、このパウンドケーキで消費出来た。
柚子ゼリーとか作ろうと思ってたのに。
まさかパウンドケーキを3回も作ることになるとは・・・。
そして今回、今までで1番上手に出来たけど、やっぱりまだ親戚が作るパウンドケーキのが美味しいなぁ。
どうやって作ってるんだろう。
聞かずに再現してみたい欲。
ぼちぼち試してみようと思う。